中継機で家の無線LANがアンテナ5本!でも途切れる時は…?

無線LANがつながらない!?

家の中でみなさん便利に使っている無線LAN。

しかし無線LANの電波は妨害されやすく、場所によっては電波が届きにくい場合もあります。

特に3階建て家屋では、アンテナが1本立つか立たないかの時もあり、ぼくんち硫黄島かなと思うくらい電波に不自由することも。

そんな時は中継器を使いましょう!また、中継器を使ったうえでのトラブル解決方法もご紹介します。

中継機とは?

中継機とは、無線LANの電波が届く距離を更に伸ばすものです。

具体的に説明すると、無線LANの電波をキャッチし、同じ電波を更に遠くに飛ばします。

我が家は3階に無線LAN親機があるのですが、3階から2階すらも電波が怪しく、1階になるともはや硫黄島状態。

しかし2階に中継器を置くと、2階で電波が5本、1階でも問題なく5本届くようになりました。

どのように設置したらいい?

基本的にコンセント直挿し型を使いましょう。設定をして、コンセントに挿したらおしまいです。

設定方法もとても簡単。

無線LANのルーターには、AOSSかWPSという設定ボタンがついています。中継機にも同じものがついています。

ルーターの近くに中継器を持って行き、電源に挿す。ルーターの設定ボタンを押したあと、中継器の設定ボタンを押す。

これだけで自動的に無線LANの設定を引き継ぎ、電波を中継して遠くまで届けてくれます。ボタンを押すだけの簡単設定です。

どれを買えばいい?

中継機にもいろいろありますのでご紹介していきます。基本的に安物は値段相応ですので、5000円程度のものをおすすめします。

PLANEX 11n 無線LAN中継機 忠継大王 MZK-EX300NP コンセント直挿し型 ソケット一口追加 見えルンです対応

人気機種、忠継大王です。

無線技術で定評があるPLANEX製ですので安心できます。

最初はソフトバンクのお父さんかと思ったんですが…。

性能も普通に使うなら十分のものです。

コンセントに挿して1穴つぶれたように思っても、更に中継器の上からひとつ挿せるので無駄になりませんね。

BUFFALO 無線LAN中継機 エアステーション 11ac/n/a/g/b 433+300Mbps WEX-733D

ぼくはこれを使っています。

やや高いのですが、忠継大王と違って11ac搭載なのが魅力です。

11acとは、同じ部屋で何人も無線LANを使っても、混雑せず、うまく電波を使い分けられる仕組みのことです。これにより同時接続を増やしても、速度が遅くなることがありません。

もちろん無線LAN親機も11acに対応していないと使えないので、未対応でしたら他の中継機でもいいと思います。

中継器をどこに置く?

中継器は、無線LANの電波を増幅するものです。

ですから、無線LANの電波がほとんど届かないところでは、その真価を発揮できません。

つまりアンテナ1本しか届かないところに中継器を置くと、アンテナ1本を更に遠くまで届けようとします。これではあまり恩恵がありません。

なるべくアンテナ5本くらい立つところに置きましょう。

ぼくの場合、3階に無線LAN親機を置き、その真下の部屋に中継器を置きました。

これによって3階の電波がアンテナ5本で真下の中継器に届き、その中継器から5本の力で更に1階まで届くようになりました。ありがたいです。

電波が途切れがちな場合は?

ボタンを押すだけの簡単設定だと、SSID(機械のIDだと思って下さい)を同じもので引き継ぐようになっています。

こうなると、3階の弱い電波も2階の強い電波も、どちらも同じIDですので、うっかり間違って弱い方の電波につながったまま解除されないことが良くあります。

とてももったいない宝の持ち腐れです。このような場合は、IDを別々のものにし、確実に近い電波だけを狙えるようにしましょう。ぼくは中継器のIDを『2F-LAN』などにし、2階にいる時は2階のLAN、3階の時は3階のLANと切り替えています。

SSIDの変え方は、それぞれの製品の説明書に書かれていますので参考にして下さい。製品によって変え方が異なります。

ルーターを変えると電波改善する場合も

BUFFALO 【iPhone6対応】 11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション QRsetup ハイパワー ビームフォーミング対応 866+300Mbps WHR-1166DHP2/N  (利用推奨環境3人・3LDK・2階建) [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]

家にあるルーターが古いものである場合は、ルーターを変えることで電波状況がよくなる場合もあります。

最近のルーターは複数人同時接続の11ac搭載は当たり前で、しかもビームフォーミングなどに対応し、無線能力が優れてきています。ビームフォーミングとは、ルーター自身が自動的に家の中のiPhoneなどの場所を探知し、そこに向けてピンポイントで電波を送る仕組みです。

こんなに賢かったら、もう自分で歩いてきて欲しいと思いますね。

ぼくは10年位前のルーターを使っていますが、機会があれば買い換えたいものです。値段もお安くなっています。

パソコンに電波が届きにくい場合は?

中継器を使っても、パソコンの内蔵無線LAN子機がしょぼかったり、家の構造などで、無線LANが届きにくいことも有ります。無線LANの電波はわずかな障害にも干渉されてしまったりするので…。

そんな時、USB用で簡単に取り付けられる無線LAN子機が販売されています。

PLANEX 無線LAN子機 (USBアダプター型) ハイパワーアンテナモデル 11n/g/b 300Mbps MacOS X10.10対応 GW-300S KATANA 刀2.4

ぼくが買ったのはこのモデルですが、めっっちゃくちゃよかったです!

ちょうどパソコンの場所に電波が届きにくく、苦労していたのですが、このアンテナをつけると格段に電波を拾いやすくなりました。

パソコン内臓の無線LAN子機の能力はそれほど大したことはありません。気になったら子機をつけるのもありです。設定は中継機と同じく、ボタンを押す簡単設定でいけますよ。

親機に近づける必要があるので、近づけてボタンを押せない場合は、手動で無線LANのパスワードを入れるだけでもOKです。

数千円で満足な無線環境が!

引っ越してから無線環境に苦労していたのですが、数千円で家中アンテナ5本になりました。

個人的にとても満足しています。難しい作業ではない上に品物が安いので、電波で困っている方にはぜひおすすめします。

ただし安物を買うのはやめておきましょう。1000円程度で買えるものもあるのですが、やはり性能はそれなりです。耐久性がないものもあるので、いいものを長く使うのが賢いやり方です。

いま不便な思いをされている方も、快適な無線LAN環境になりますよう願っております。

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