Amazonプライムビデオ、サービス開始!その魅力とは?他社サービスとも比較!

Amazonプライムビデオのサービスが開始

前々から、「サービス始めるよ!」と言いながらもまるで開始日を告知していなかったAmazonプライムビデオが、何の前触れもなく唐突に24日からサービス開始しました!

一体どんなサービスなの?そもそもトクなの?そんなAmazonプライムビデオについてご紹介いたします!

Amazon会員になると、ただでAmazonの動画が見れる!

これまでも、Netflix、dtv、Hulu、U-NEXTなど、会員になれば動画が見放題のサービスは他にもありました。

Amazonプライムビデオの特別な点は、Amazonのサービスが使える上に、ビデオまで無料になることです。

Amazonプライム会員になると、Amazonの商品がお急ぎ便ですぐ届く上、1ヶ月に1冊、特定のKindle本が無料。Amazonミュージックが試聴可能で、Amazonクラウドに写真が無制限で保存可能。タイムセールなどにも参加できて、さらにビデオまで無料になるというわけです。

気になる価格は年間3900円。年間という形でしか契約できません。ここにどれだけの価値を見出すかでお得さは変わってくるでしょう。

しかし、動画のみのサービスに比べると、破格のロープライスであるともいえます。

他社サービスと料金など比較してみました。

月額料金 動画数
Amazonプライムビデオ 325円 非公開
Netflix 650円~ 非公開
dtv 500円 120,000本以上
Hulu 933円 10,000本以上
U-NEXT 1,990円 110,000本以上

こうしてみると、Amazonプライムビデオの安さが際立つ形でもあり、ビデオを見ない月でもAmazonのプライムサービスはいつも通り使えることを考えると、かなりお得なサービスであるとわかると思います。

しかし問題は再生可能な動画数です。ざっと見た感じ、あまりにも少ないとしか感じられないのですが、一体、本当にAmazonプライムビデオは楽しめるのでしょうか?

Amazonプライムビデオの長所と短所

長所

  • プライム会員サービスを同時利用できるため、動画を見なくてもお得。
  • なんとダウンロードに対応、スマホにダウンロードしておけば、いつでもどこでも見れる(48時間限定)。
  • とにかく安いため、気軽に利用できる。

短所

  • 会員サービスでお急ぎ便が利用できるのはいいが、Kindle本毎月1冊無料も、最新作などは無料になっていない。
  • Amazonクラウド写真無制限保存サービスも便利だが、一度登録すると、大切な写真を残し続けたい思いから、二度と解約できない。
  • Chromecastに現時点で非対応。気軽にテレビで見れないのは痛い。
  • 動画数が圧倒的に少ない。他社サービスにある動画がない。

今後改善されていくのかも知れませんが、動画が少ないというのは動画サービスとして致命的です。

しかし、Amazonは動画サービスメインで売り出すのではなく、プライム会員に更に入ってもらいやすくするため、おまけのサービスとして動画サービスを提供している可能性もあります。

Amazonプライムビデオの配信数は、9月25日現在数千本とも言われていますが、ぼくが確認したところ、息子が好きなウルトラマンなどは一切ありませんでした。

忍者ハットリくんや怪物くんはありましたが、ドラえもんはなし。

しかし忍者ハットリくんなどは、お金を払って見るというよりも、お金をもらって見る立場にまわりたいほど古い作品。最低でも、2、3年前の作品は多く取り揃えて欲しいと思います。今後の改善に期待です。

他社サービスはどうなっている?

かんたんに他社サービスの長所や短所もまとめておきます。

Netflix

アメリカで多くの利用者を誇り、大規模なバックボーンを持っているサービス。

テレビから直接見ることができ、2015年秋から発売される各社のテレビリモコンには、Netflixのボタンを搭載することが検討されている。Chromecastでも見れる。

月額650円からと利用しやすく、独自の番組制作も行っているのが特徴。

Netflixオリジナルで、又吉直樹の『火花』映像化など、他社サービスにない動画を提供していくらしい。

どこまで日本向けにカスタマイズされてくるかは今後に期待。

低画質ならば月額650円から視聴可能ですが、低い画質でももちろんそれなりにきれいです。

dtv

docomoのサービスではあるが、誰でも利用可能。

日本向けの莫大な動画数を誇り、月額料金も500円とリーズナブル。動画のダウンロードも可能。もちろんChromecastでも見れる。

かなり洗練されており、動画サービスでは定番化しているものだといえるでしょう。日本の会社が制作しているだけあり、日本向けにカスタマイズされています。

Hulu

アメリカではNetflixとHuluで動画サービスの頂上決戦が行われていますが、日本向けのHuluジャパンはいまいち伸びなかったようで、日本テレビに売却されました。

しかしそのことにより、テレビコンテンツの配信や見逃し配信などもされるようになったため、むしろ日本向けになったのではないかとも言えます。

月額933円と、動画やテレビが楽しめるのなら…とも思いますが、低料金化の波が押し寄せている今、やはり「やや高い」という感覚は否めませんね。Chromecastにも対応しています。

U-NEXT

なんかおかしいんと違いますと言いたくなる月額1,990円。この中には毎月使えるポイント1,000円分が含まれており、このポイントを利用して、最新作や電子書籍が自由に購入可能になっています。

実際にぼくが無料サービス期間で使ってみた結果、最新のマンガなどがダウンロードできた上、無料期間中に解約した今でもずっと読むことができています。

1,000ポイントは利用しなくても繰り越されていくため、年間12,000円分は最新作のレンタルや電子書籍が購入できる計算です。

動画数は動画サービス中トップなのではないかと思う量ですが、見放題なのは古い作品だけ。ちょっと新しくなるとすぐポイントが必要です。

ポイントで書籍も買えるのが長所ではありますが、ブックオフとTSUTAYAを合わせたほうが安いじゃないかと言われるとまったく反論できませんね。家にいながら購入できるのはいいですが、購入だけならAmazonでも問題ありません。

また、U-NEXTもChromecast対応ですが、アプリが不安定すぎて話になりません。月額1,000円で1,000円分のポイントがついてきたら、それこそ利用したくなるのではないでしょうか。

いつ動画サービスを使う?

TSUTAYAで、1ヶ月1,000円以上をコンスタントに使う映像好きの方は、やはり動画サービスに魅力があるといえるでしょう。

毎回借りに行ったり返しに行ったり、「あ!!見ようと思ったやつが借りられてる!」とか、「1~4を借りたが、5と6は別の人の返却待ち」というような、7並べみたいな状況はもう起こりません。

また、子どもが見たいものがたくさんある場合にもいいかも知れませんが、YouTubeを見る子どもが多い中、どこまで動画サービスを使うかは、どこに価値を見出すかで変わってくるでしょう。

現時点で、多くの動画サービスが無料期間を提供しているため、「めっちゃ見たいのある~」という場合は無料期間だけサービスを使用して、魅力を感じなければ解約すればいいと思います。動画サービスがどこまで定着するかは、企業の努力次第です。

Amazonプライムビデオはお得か損か

AmazonプライムビデオのためだけにAmazon会員になるのはやめたほうがいいでしょう。

残念ながら現時点では、既存の動画サービスのほうがはるかに魅力的です。

しかし、Amazonは企業力のある会社なので、今後のサービスの充実具合に期待し、プライム会員の特典とセットで考えていくべきサービスです。

荷物がすぐ届くとおもったら動画も見れたわ、しかも他のサービスも利用できるわと、複合的に楽しむ使い方が最適なサービスであるといえるでしょう。

新しいサービスが出たら、よく吟味してよく調べて、賢く利用する消費者でありたいものです。

限定版だと思って買ったら、コンプリートエディションですべて揃ったという例もあります。

みなさまの生活が充実するための知恵を今後も配信していきます。

スポンサーリンク

最後まで読んでいただきありがとうございます。記事が面白かったらシェアしていただけると嬉しいです。

フォローする

スポンサーリンク