ぼくの友だちが努力して漫画家になった話!むらさき*先生『ゆめのロワイヤル』単行本レビュー

ゆめのロワイヤル 1 (MFC キューンシリーズ)

ぼくの昔からの友達、むらさき*先生の初単行本、『ゆめのロワイヤル』が角川書店より発刊されました!

むらさき*先生は、彼女が漫画家になる10年くらい前からのぼくの大切な友達です。

むらさき*先生がどれだけ漫画家になるために努力してきたのかを知っているので、『ゆめのロワイヤル』はぼくにとってもものすごく感慨深い単行本になりました!

今回は、むらさき*先生の努力の軌跡とともに、初単行本『ゆめのロワイヤル』を紹介していきたいと思います。

デビュー作『ゆーたいプレイ』

むらさき*先生のデビュー作は、まんがタイムファミリーで連載されていた『ゆーたいプレイ』です。

それまで、少女雑誌への投稿や同人誌などで活動していたむらさき*先生だったのですが、持ち込みから連載が決まった時、友達のことながらぼくもめちゃくちゃ喜んでしまいましたね!

その時、いったいぼくがむらさき*先生にどう協力していたのかと聞かれると心苦しいですが、

  • むらさき*先生の家で一瞬だけわずかに微妙にアシスタントした(ないも同然)
  • タイトル案などわずかにネタ出しした(ぼくの案は没に。連れて行ったぼくの奥さんの案が採用された)
  • ギャグのネタの相談に乗った(方向性が完全に違う(笑))

などなど、イッツァ・スモールワールド的な協力をさせていただいておりました。

こんなもんでも協力は協力ですから!

もちろん友達として世間話の中で、これからのことについて話をしたりとかもしてたような気がします。

この頃からむらさき*先生はとにかく努力家で、毎晩毎晩、寝る間も惜しんで漫画を描いている姿に本当に頭が下がる思いでした。

また、やはりむらさき*先生の天性の真面目な性格から、描くことに悩まれて長期休載されたこともありましたね。

ぼくが今思うのは、むらさき*先生がすごく成長されて自信もついてきているなということ。

初連載で多くのことに苦しむのは誰でも同じだと思いますが、その中でむらさき*先生なりの解決方法が身についてきて、今のむらさき*先生と、『ゆーたいプレイ』時のむらさき*先生を比べたら、すごく成長して変わっていると感じます。

漫画家として漫画を描き続けることは、毎月とてつもないプレッシャーがかかるそうですが、それを石にかじりついても続けるうち、漫画家は確実に成長すると言われています。

そんな変化がむらさき*先生にも訪れたということで、友人ながらむらさき*先生の努力には頭が下がるし、嬉しいし、また感動もしています。すごい!!

※むらさき*先生というのが打ちづらいので、以後『むらさきさん』とさせていただきます!

『ゆーたいプレイ』は幽体離脱する女の子のラブコメディ

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ここで、むらさきさんのことばかり書いてしまい、『ゆーたいプレイ』の内容にまったく触れていないことに気づきました。

『ゆーたいプレイ』は、むらさきさんの大好きなメガネ男子『たけちゃん』と、天真爛漫な少女『ゆき』をテーマにし、たけちゃんがゆきに振り回されていく様子を描いた幽体離脱ラブコメです。

むらさきさんの漫画の特徴なんですが、登場人物がみんな好感が持てる「いい子」なんですよね。

これは本人の人柄だと思いますが、読んでいていやな気持ちになる人がひとりも出てこないのです。

『ゆーたいプレイ』は特に主人公のふたりがめちゃくちゃいい子だったため、かなり楽しんで最後まで読ませていただきました。

むらさきさんの軌跡を知りたいなら、やはりこちらの一冊は購入がおすすめです!

むらさきさんの同人イベント時、売り切れてなければ既刊として販売されていると思いますよ!

コミック同様の装丁で、ぼくもお気に入りの一冊です。

ここまで書いて思いましたが、『むらさきさん』というのも10年来の友達に他人行儀でおかしいですから、『むーみん』と呼ばせていただくことにします!

ムーミン のせキャラ

著作権をぎりぎり配慮して、ひらがなの『むーみん』

今後むらさき*先生はこう呼ばせていただくことにしました!

よろしく、むーみん!!

むーみん、『ゆめのロワイヤル』で新境地へ

角川の『コミックキューン』というすごい人達が集まる雑誌に移籍されたむーみん。

そこで発表された『ゆめのロワイヤル』には、友達ながらほんとに驚きました!

まず、超おもしろい!!

4コマ漫画って続きが気にならないものが多いのですが、この漫画は『カジノがすべてのカジノ学園』に女の子が入学するストーリーであり、しかも初日で全額スッたという展開で始まることから、続きが気になって目が離せません。

お金がないので最下層の寝袋・野宿民からスタートになるのですが、むーみんが描く野宿民の姿もまた可愛かった。

ぼくはこういう、RPGでひとつずつ強くなっていく感じが大好きなんですよね。だから主人公たちが少しずつカジノで勝利し、最終的に水着までゲットして海に行けた時は嬉しかったですよ!

水着が見たいという意味でなくて!

そういうのも多少はあるかも知れませんが、むーみんは友達であり、友達の描くものに対してそんなこと言ったら完全な変態。ぼくもむーみんとまったく同じ…パパみんですから! 白い清らかな心を持っておりますので…

ムーミン のせキャラ

■むーみんとパパみんは白い清らかな心を持っており、水着などでは動揺しない。これは清らかな心で紅茶を入れる、むーみんとパパみんの参考画像。水着など、俗世間のものを遥かに超えた真っ白な姿が見える。

この世に数多くの漫画がありますが、友達が読んでも「おもしろい!」と続きを楽しみにする漫画は珍しいとも思いますよね。

『ゆめのロワイヤル』の単行本発売時に行われたツイッターキャンペーンでは、ちょっと検索しただけでとても多くの方が単行本を買ってくれていることがわかりました。

ひとつひとつ見て、なんだかぼくもじーんと感動してしまいましたね。

そして更に、ゆめのロワイヤルはラジオCD化人気投票で優勝し、2017年にラジオCD発売も決定したのです!

ラジオ…音楽…と聞いて思い起こされるのが、むーみんは大のピアノ好きであり、睡眠時間を削って苦しく漫画を描いているときも、ピアノ・レッスンには欠かさず通われていたことです。

連載しながらピアノ・レッスン!?

どこのモーツァルトですか!?

これほど数多くのことをこなされているむーみん、もはや、むーみんなどと呼ぶのはおこがましい!

もうむーみんなんてやめだ!

今後は、ムがつく音楽家の名前をいろいろ使って呼ばせていただきます!

ムールマンス、ラジオCDに!

『ゆめのロワイヤル』作者であるムールマンスは、漫画以外にピアノも得意。

漫画がラジオCDという音源になることは人一倍の嬉しさがあったのではないかと思います。

ムールマンスのピアノ演奏、何度か見せてもらったことがあるのですが、とても綺麗で美しかったですよ。

ラジオCD制作が決まってから、声優さんたちがムールマンス直筆の絵を掲げたりしていて… もうムギリヤンスキーといってもいいくらいで、ぼくもかなり感動してしまいました!

ムギリヤンスキーというかもう、ムーアと言ってもいい。ムーアの絵がこうしてたくさんの人に掲げられ、ラジオCDになるなんて…

ムンドリーのこれまでの努力を思ったら、思わず目頭が熱くなりました。

ムソルグスキーもラジオCDの完成を楽しみにしていると思いますが、一番楽しみなのは、やはりファンのぼくたちですよね。

ムートンのラジオCD、ぜひたくさんの方に手に取っていただきたいと思います。

ムルシュハウザーの最新情報はこちらでも随時お知らせする予定です!

って何言ってるのか全然頭にはいらねーーーーよ!! 誰だよ!!

友達でもちゃんと公平に作品紹介しますよ!

いや~、友達の記事を書くのはなんか難しいところがあるんですよ。

「やった!嬉しい!」という気持ちをたくさん書くほど、LINEでせーよと言われる結果になりそうですし、かといって他人のように書くのもなんか違う。

でも、いいものはいいと言いたいし、そこはみなさんにお伝えしたいですからね!ステマとかではなく!

今回はむーみんの軌跡とコミック紹介ということですが、これはステマとか友達とかそういうのを一切捨て、きちんとした目で今からレビューさせていただきますよ!

10年の友達だから甘めに審査するとか、そういうのは一切抜きで!

きっぱり公平にむーみんの初単行本をレビューします! Amazonと同じ★5を最高点としてレビューしますので、点数を見て、気になった方は買ってくださいね!

ゆめのロワイヤル1巻レビュー

こちらが、むらさき先生にサインをお願いして郵送していただいた封筒です!

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かわいい切手と、『すみっこ暮らし』の便箋が宛名に使われていますね。

まず、★500点。

え!?

なんですか!?

採点がゆるい!?

あまりにも友達にゆるゆるすぎるって!?

むしろ逆です!!

本当はかわいい切手を見た時点で、

あ、20,000かな

と思っていたところ、ぎりぎり厳しくいくと思い出して500で収まったわけですから…

むしろ自分が厳しすぎて怖いくらいです。

2万を500まで減点してしまうとは…ちょっと厳しすぎるんじゃないかな?

でもこうして今の時代、友達でも厳しくいかないと!

ステマステマと言われてしまう時代になってしまいましたからね…!

さてメインとなる単行本です。

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これ表紙かわいいですよね~。

ぼくのお気に入りのイラストでもあります!

本棚に置いておきたくなるデザインですね、  60万点。

え!? なんか言いましたか?

今なんか言いました?

なんか今、60万点とか聞こえたような気がしましたけど…

さすがにそれは単行本の表紙に対してつけすぎでしょう!

いくらあなたが60万点つけたいと言っても、それはちょっと大きすぎる点数です!

ちゃんと厳しい目で見て採点してください!

ぼくもほんとに厳しい目で見てます!!

ほんとにほんとに厳しい目で見て、それで、まあ、60万点ですよね。

さぁ中のページをめくりますと…

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ぼくのお願いしたサインがあった!!!

ほら!!

みんなぼくのこと本当にむらさき先生の友達か?と疑っている人もいるかも知れないけど、ちゃんとパパもんと書いてあるでしょ!!

こりゃうれしいですね!!

でも、これは個人のものなので、ぼく以外に価値はないですから、一般の点数は低いと思います。

ちゃんとAmazon基準で採点していきますからね。

個人の喜びとか、そういうのを点数に入れてはいけないんです。

厳しい目で考えないと。

まぁ2億はあるんですけどね。

さぁいよいよ中身を読んでみましょう!

中身を見るまでに2億60万500点取っているわけですが、中身を見ると総計いくつになってしまうのでしょうか!?

『ゆめのロワイヤル』、ページを開きます!!

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あっしまった!! 偶然水着回のページを開いてしまった!!

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うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁページが光り輝く!!!

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うわあああああああ!! この破壊力は!! まずいっ!!

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ぼくの心の修行僧たち!!

僧侶のバリアで身を守れーーーーーっ!!

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だ、だめだーーーーっ!! 全然効果がない…!

光に… 包まれる…!!

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70億6892万5756点。

なんだ…この中途半端な数字は…

はっ!!

まさか!!

さっきの点数、2億60万500点と合わせると…!!

72億6952万6256点…!!

これは偶然にも、アメリカ合衆国統計局による2015年の世界人口と同じ数字じゃないか…!!

ゆめのロワイヤル、まさか世界だったとは…!!

これは世界人類が求める本だった…!!

Amazonページ・試し読みもできるよ!

『ゆめのロワイヤル』には有名人からの祝辞も!?

最後に、ぼくからのコメントだけではなく、有名人からも祝辞がもらえないかな?と問い合わせてみた結果、なんとひとりの著名人からお返事がいただけました!

その名は叶姉妹!!

叶姉妹といえばむらさき先生の憧れであり、ぼく、パパもんも美香さんの付き人になりたいと憧れている人気の姉妹セレブタレント!!

彼女らの『アメーバブログ』に、「祝辞コメントお願いできませんか」と送ってみたところ、なんと快く引き受けていただけました!!

まさかあの叶姉妹が!?

叶姉妹からむらさき先生に届いた祝辞コメントを紹介します。貴重ですよ!!

むらさき先生への祝辞コメント 叶美香

私達のラブリーむらさき先生こんにちは。

むらさき先生の初単行本

『ゆめのロワイヤル』

拝見しておりますよ。

なんという

ファビュラスでゴージャスで

マーベラスな単行本

姉と一緒に

なんという素敵な方なのかしら

プレシャスでピースフルで愛に満ちている

この漫画にはむらさき先生との心の一体感があると

感動して見せさせていただいておりますよ。

『とらのあな』限定特典のために

朝から並ぼうとしましたが

並ばなくても限定特典はもらえると知り

教えてくださった小林幸子さまには感謝しております。

今後もキュートなゆめのさん

ビューティフルな中御門さん達が活躍する

ファビュラスな『ゆめのロワイヤル』、

姉ともども楽しみに応援しておりますよ。

これからも友人パパもんを可愛がるのですよ。

叶美香(の、思念を受け取ったパパもん

まさか、ここまでぼくが的確に思念を受け取ることができるとは思っても見なかった!!

これだけはっきり思念を受け取れたら、もうほとんど叶姉妹そのもの!!

完全にそれだと言ってもいい!

むらさき先生、パパもんを可愛がってくださいね!

最後に…むらさき先生の努力

最後にまじめな話題も描かせていただきます!

最近、漫画家になるための条件は、画力でもストーリー力でもなく、グリッド力だろうと言われています。

グリッド力とは、苦しくても強くしがみついて、決して諦めない力。

この10年、ずっとむらさき先生を見ていて、睡眠時間や自由な時間を極限まで削りながら、漫画のためにがんばっていたことをよく知っています。

手塚治虫の時代は、漫画のためにすべてを捨てて上京し、10円と心中する覚悟が漫画家になるために必要だと言われていました。

いまは誰でも好きに作品をネットでアップでき、上京する必要もなく、漫画家の環境は楽になっていますが、難しさはまったく変わっておらず、いまもグリッド力だけが漫画家を成功させるのだと思います。

何もないところから始まったむらさき先生も、いまやとても多くのファンがついておられ、名実ともに漫画家になられました。

10年間、いろいろな苦しいことがあったはずですが、なにがあっても挫けず、漫画家を目指し続けて漫画家になったむらさき先生は本当にすごいと思います。

むらさき先生、初単行本おめでとうーーーーー!!

これからもずっと応援してます!!

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