これまで、絵描きにとって憧れの存在だった液晶タブレット。
しかし各メーカーからいろんなものが出ているため、一体どれを買ったらいいの?WACOMなの?他のメーカーなの?といった状態でした。
かくいうぼくも、さんざん液晶タブレットのカタログやホームページを見比べ、電機屋で実機を触りに触り倒し、店員に「もう買えよ!!」と思われるくらい真剣にリサーチしてきました。
だって液晶タブレットは高いんだもん!!
そんな中、ついに『絵描きならこれ!!』と思えるモデルが発売されましたので、その2機種を紹介いたします!
お金を貯めてでも買う価値あります!究極の液晶タブレットです!!
1.iPadpro + アップルペンシル
抜群の性能と安定感を兼ね備えた究極の液晶タブレットのひとつ、それがiPadproです。
大画面もさることながら、なんといってもアップルペンシルの性能がすごすぎる!!
液晶タブレット界初の、『ロスレス』モデルであり、なんと絵を書いた時に『線の遅れ』が発生しません。
これまでの液晶タブレットでは、どうしても線を描くときにわずかな遅れが生じたり、液晶のぎりぎり端っこになると反応がずれたりするのは日常茶飯事でした。
しかしiPadproは、これらの液晶タブレットに『答え』を出すために作られたモデルですので、今までの液タブに存在した不満が解決されています。
充電も、キャップを外してiPadにつなぐだけで、15秒の充電で30分使えます。
ペンを傾けるだけで濃淡を表現できたり、まさに液タブの進化形です。
大画面でめちゃくちゃキレイな上に、スタンドなどを購入すればほとんどパソコンと変わりません。
長所であり欠点でもあるのが、iOSであること。
iPhoneなどと連携して楽しく使えますが、いま、絵描きさんのほとんどはWindowsパソコンで仕事をしているのが現実でしょう。
一応、専用アプリとUSBケーブルで、パソコン画面をiPadproに映し出し、通常の液タブのように使うことも可能ですが、本来の性能を発揮できなくなりますし、不便だとも言えます。
今後、アップルペンシルの浸透とともにアプリが開発されてくるかも知れませんが、その不便さだけが唯一の欠点です。
もしも携帯ショップで、『特別キャンペーン!一括0円』などが行われたら、絵描きであるならば例え親兄弟を見捨ててもすぐさま飛びつくべき案件です。
これが現在最先端の液タブの『答え』であり、完成形のひとつです!
アップルペンシルだけでも1万円、トータル10万円前後ですが、お金を貯める価値は十分にあります!
2.Surface pro4
いまやappleが電化製品を独占しており、かつての王者であったマイクロソフトは息を潜めています。
実際、Surface pro3まではお絵かきタブレットとしては使いづらいものでした。
しかし、このSurface pro4こそが、マイクロソフトからの復活の狼煙だと言えるでしょう。
性能、画面サイズともにiPadproとほとんど遜色ありません。
もっともすごいのが、やはりSurfaceペンの存在です。
なんとマイクロソフトは、このペンひとつ作るために会社をひとつ買収して開発に取り組みました。この時点で、pro4にかける情熱が見て取れるというものです。
Surfaceペンの性能はすさまじく、アップルペンシルにはやや劣るかも知れませんが、描き心地も使い心地も非常に優れています。
Surface pro4の魅力は、本体がそのままWindowsであるということです。
先程も挙げましたが、絵描きは今、『SAI』や『コミックスタジオ』、『クリップスタジオ』で仕事をしています。
iPadproはタブレットとして非常に優れていますが、ライトユーザーがお絵かきと遊びを楽しむには最高のモデルであるものの、仕事に使うためには現時点では一工夫が必要です。
Surface pro4は、本体に直接『SAI』や『コミックスタジオ』、『クリップスタジオ』をinstallできる点で、やはり優れたモデルだと言えるでしょう。
性能は同じでも、違うのは値段。
Surface pro4は13~30万円もします。ペン単体だけでもほぼ1万円。
その上、携帯ショップなどでは販売されませんので、お得キャンペーンなどもありません。時間が経てば割引されると思いますが…。
もしもあなたが、モバイルで遊ぶのはiPhoneのみと割り切り、液タブをパソコンのように使いたいと考えたなら、選択肢はやはりSurface pro4になるでしょう。
しかし値段が!!
一般庶民のパパが、奥さんに「趣味で30万円ちょうだい~」と言ったものなら、スコーピオンデスロックをくらってもおかしくないレベルです。
誰もが考える、パソコンがそのまま液タブに変身したらなぁ~を再現した究極モデルだと言えるでしょう。
まとめ
ライトに楽しみたいなら…
お絵かきもしたいし、アプリで遊んだりもしたい、さまざまなエンターテイメントを楽しむ機種としては、やはりiPadproです。
もちろんiPhoneで遊んでいるゲームも大画面で遊べますし、大人も子どもも大喜びです。
ですが、絵で仕事すると考えた場合、今の慣れ親しんだ環境をそのまま再現しようとすると、やはり一手間かかってしまうと言えるでしょう。(一応、デスクトップモードで使えるのですが)
ですが、安く買える上に、携帯ショップでキャンペーンなども始まるのがiPadproのウリ。
もしもiPadpro2が発売された際、『旧機種のiPadpro投げ売りキャンペーン』が行われる可能性もあり、そうなったらなにがなんでも手に入れる必要があると言えるでしょうね。
もう、ほとんど紙に書くのと変わらない感覚なのです。液タブの革命だといえるでしょう。
仕事で本格的に使いたいなら
絵を描く仕事で本格的に使いたいなら、やはりSurface pro4が有力です。
値段も高いのですが、今使っているパソコンのお絵かきソフトから、ブラウザの『お気に入り』まで、そっくりそのまま液タブで再現できます。
しかも、紙と同じ描き心地で。
「遊びやアプリなんてもういい!!絵じゃ!!」という方にとっては、やはりSurface pro4が最有力です。
次元が違うお絵かき体験を楽しみましょう。モデル違いも掲載しておきます。
最安モデル。CPUがCore-Mと性能が落ちますが、「なんとか安く!」という方には最適だと思います。これならiPadproとそれほど変わりません。
このあたりが一番の売れ筋です。i5というCPUに、メモリや記憶容量も十分なモデル。何に使っても性能を発揮するでしょうね。
最高モデルがこれ!もう~スラスラなんでもできる性能!31万円!お金が有り余って仕方なくて、飲み会で無駄に5万円多く支払えるレベルの人が買いましょう!
そしてそんな人は必ずぼくと飲んでください!お願いいたします!!