身の回りにあふれる布製品。
Tシャツからバッグ、こどもの上靴、ちょっとした小物まで、自分の好きなようにデザインできたらいいなと思ったことはありませんか?
今回は、誰でも簡単にできる、布製品のオリジナルグッズ作りについてご紹介します。
子どもの上靴もかんたんデザイン
Tシャツやバッグのデザインをしたいのはやまやまなのですが、大きなものはそれだけハードルが高いです。
逆に小さなものはとにかく気軽にスタートできます。
特に、子どもの上履きなんかは、そのまま使うには真っ白で地味すぎるし、かといってキャラクターものは少なかったりで、オリジナルデザインするにはもってこいの品だといえるでしょう。
今回は試しに上履きからデザインしていきたいと思います。もちろん、上履き以外の布製品でもなんでもデザイン可能ですよ。
購入するのは、布専用顔料ペン
布に描くなら、『なまえペン』でも描けると思われるかもしれませんが、洗濯するうちに確実にはげて薄くなったりにじんだりしてきます。
息子が4歳の頃、上履きに妖怪ウォッチの絵を『なまえペン』で描いてあげたことがありますが、5歳になる頃には本物の妖怪みたいな姿になっていましたね。
息子の足も大きくなり、上履きを買い換えることになったので、今回はこれをかわいくデザインしてみます。
ちなみに顔料ペンはAmazonなどで安く買えますよ。
ある程度太い線だけを描くなら、安価なこちらがおすすめ。
細かな線や陰影まで描き込みたいときは、こちらのペンが最適です。ぼくが購入したのはこちらです。
子どもと一緒にお絵かきするなら布用クレヨン!
ぼくが買った時は1000円くらいしたような気が…。安くなっている!(T-T)
息子のリクエストが超凶悪
ペンも購入したし、さぁ~息子のリクエストをさらさらっと描いて終わろう…と息子に「上履きの絵はなにがいい?」と聞いたところ、凶悪な答えが返ってきました。
「ウルトラマンゼロと、ウルトラマンギンガと、ウルトラマンビクトリーナイト!」
えっ…!!
そんなん片手間に描けるやつちゃいますやん…!!
全員めっちゃキラキラしてるんですけど…
こんなん上履きに描く顔ちゃいますよ?
未来の五千円札に描かれててもおかしくないんじゃないですか?
「かわいくちびキャラしてもいい?」と息子にたずねると、「やだ!大きいのがいい!」とのお返事。
さらにそれを見ていた妻が息子に、
「もっとどんどん言ったら?ゼロのとなりにはミラーナイトとグレンファイヤーもつけてもらったら?」と言い出し始めます。
子どもの足サイズのちっさい上履きですよ!!ふたり描いたらいっぱいいっぱい!
どうにか息子に、『ゼロとウルトラマンビクトリー』だけで納得してもらい、いよいよ上履きのデザインに入ります。
下書きはフリクションがおすすめ!
やはり下書きに一番使いやすいのはフリクションです。
描きやすいわけではないのですが、熱をかけたらすぐに消えるという点で、さらさらと下書きして、失敗してもドライヤーをあてるだけですぐに消えてくれます。
下書きをたくさんしたいぼくにぴったりです。まずは人形などを参考にゼロを描いていきます。
上履きの中に固いものをつめて、ぱんぱんに膨らませておくとやりやすいですね。
布用ペンできれいになぞって、色を付けたらできあがり!
ごちゃっとしてる下書きも、あとでドライヤーをかけたらきれいに消えますよ。
この調子でウルトラマンビクトリーナイトも描きました。
しかしおそろしく難しい顔をしています。
ぼくがウルトラマンビクトリーナイトだったら、名前も顔もおぼえにくすぎると親に文句を言ってもおかしくない状態です。
ふたつ合わせてドライヤーにかけたら完成です。
ドライヤーで定着、加えて下書きも飛びます
ドライヤー前は、どうも雑な線が目立つ絵だったのですが…
ドライヤーを当てると線がきれいに飛び、インクもしっかり定着しました。一石二鳥です。
息子の名前を描いたら完成~~!
もっと簡単なものでさらっといきたかったのですが、息子のリクエストが異常に難しかったため、とんでもなく真似しにくそうなものが出来上がってしまいました。
小さなお子さんでしたらアンパンマンとか、あとは布用クレヨンなんかでいっしょにバッグやシャツを作るのも楽しいですよ。
一度購入すれば無限の可能性がありますので、お子さんの絵によるオリジナルグッズ作りや、自分の趣味でトートバッグにお絵かきしたりと、とにかくたくさん遊べてしまいます。
1000円以内で買えますので、気軽な創作におすすめです。