PS2を今から買うなら?ヘビーゲーマーが選ぶ中古購入の注意点とおすすめモデル!

PS2は2012年12月より生産終了となりましたが、いまだに根強い人気があり、中古価格も一向に下がらない状態です。

それもそのはず、PS2は日本だけでも2,198万台売れ、世界規模での総売上は1億5,000万台、ソフト総売上は15億本と、スーパーファミコンをも上回る世界的ハードなのです。ニュースソース

ゲームタイトルも2,609本あり、さすがに画面は古いのですが、誰が遊んでもおもしろい名作揃いです。

当時ゲームをしたことのなかった方が、「今、あらためてPS2で遊びたい!」という時、注意すべき点はどこなのでしょうか?

今回は、ヘビーゲーマーである管理人が、今買うべき中古PS2について徹底解説したいと思います。

買うべき中古機種はこれ!

PlayStation 2 サテン・シルバー (SCPH-90000SS) 【メーカー生産終了】

PS2は2000年から2012年まで、12年間に渡って販売されていたハードですので、最初の機種と最後の機種では圧倒的な性能の違いがあります。

一番最初の機種なんかは、DVD再生可能といいながら、毎回再生のために専用カードを挿しておかないとならないなど、ドン・キホーテのDVDプレーヤーでできることすらできない状態です。

今中古で買うならば、古いものはすぐに壊れるのでやはりおすすめできません。

そもそも初期PS2はディスクを読み取るピックアップの部分が弱く、大事に使っていても年数が経つと壊れますので、今から中古を買う場合は要注意だと言えるでしょう。

そんな中で一番おすすめなのが、最後に発売されたSCPH-90000

SONY製品は任天堂に比べて壊れやすいことで有名ですが、最後の機種はかなり改良されており、今から買ってもかなり長い間遊び続けられることは間違いありません。

新品が残っている場合もありますがかなり高く、安価に揃えたいなら中古を探す必要があるでしょう。

ただ、中古品は前の方がどのような使い方をしていたかわからないので、完全なギャンブルになってしまいますが、きちんと検品保証をしている中古ゲームショップを探せば、ハズレを引く確率は低くなるでしょうね。

2016年12月現在、Amazonでは中古品が8,000円代からありました。

生産終了し、今や新品が60,000円という時代なので、中古品でしか購入することは難しいですね。

そうなるとギャンブルになる部分もあるのですが、動かなかった時は返品手続きしてくれるお店をネットや大手中古ショップから選んで購入するのがいいと思います。

とにもかくにも、今PS2を買うなら間違いなくSCPH-90000です。

長持ちもしますし、音も静かで速度も早く、薄型で場所に困らず、ディスクを痛める心配もないといういたれりつくせり。

今からPS2を購入しようと考えている方はぜひ検討してみてください。

次点、薄型SCPH-70000~79000

PlayStation 2 セラミック・ホワイト (SCPH-70000CW) 【メーカー生産終了】

SCPH-70000~はPS2の薄型機種で、バッテリーを内蔵ではなくアダプタとして持っていますから、PS2の歴史の中で最も薄いものになっています。

ぼくも発売当時はとても羨ましかった機種ですね。

ただしこれらの機種、使えば使うほどディスク表面に傷がつくという不具合が出る可能性があり、90000に比べてやはりおすすめ度が下がります。

もはやメーカーでは修理していないので、自分で修理するしかないのですが、こちらのブログが修理の参考になると思います(そんなに難しい作業ではないので安心してください)。

また、普通に遊んでいる分にはほとんど気にすることのない範囲ですが、ごくわずかなゲームにおいて不具合が出ることが報告されています。

これは90000も70000も薄型PS2はすべて同じ不具合があり、深刻なエラーは少ないものの、気になる方は一応公式ページから確認しておいたほうがいいでしょう。

メジャータイトルのエラーは『鉄拳5』で、大半はレースゲームが多いですし、RPGなどメインに遊ばれる方は不具合ありませんので安心してください。

このSCPH-70000からの薄型シリーズは、やはりゲームケースに間違うほどの小ささと薄さが魅力的です。

据え置きハードをたくさん置いていると、テレビ台がとんでもない渋滞具合になりますので、やはりこの薄さはすごくうれしいですね。

厚型なら唯一この型、SCPH-50000~55000

PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】

ここからは薄型が買えなかった場合、ベターな案としておすすめしたい機種を紹介します。

厚型で唯一おすすめできるのが、50000から55000の後期型。

後期に出ただけあってパーツが丈夫に作られており、ディスク読み込みのピックアップ部分などの故障も少なくなっています。

薄型PS2では一部PS2ソフトの不具合などありましたが、厚型モデルではそれもありません。といっても、不具合の出るソフトは少数でマイナーなものが多いので、ここを判断基準にしなくていいとは思います。

これはPS2の中で最後におすすめできるモデルで、今まで紹介してきた3種以外は基本的におすすめできません。かなり故障しやすくなっています。

買うのは注意と自己責任、初期から中期モデル

PlayStation 2 (SCPH-30000)

初期から中期モデルは不具合のオンパレードな上に、製造から時間が経ちすぎたこともあり、まず普通に遊べれば御の字というレベル、すぐ壊れても文句は言えない状態です。

SCPH-10000から15000は、DVDで映画を見るにも専用のカードが必要です。

そして39000まで、貧弱ピックアップパーツがずっと続き、普通に使っているだけで片面2層のDVDが読み込めなくなったり、そればかりか普通のDVDすらも読み込めなくなったりします。こういうのを発売しないでください!(笑)

SONYの初期製品には不良しかないと言われるほど不具合が多く、PS3ですら初期モデルは安定しませんので、PS2の初期モデルは絶対におすすめできません。

買う時は古代文明に触れる気持ちで購入していただかないと、お金をどぶに捨てることになってしまうでしょう。

特に初期型が今も現役で動いて使っている方は、神に愛された幸運者か、骨董品のように丁寧に扱い、1年に10分以上起動していない人かのどちらかだと思います。

過去の名作で遊べるPS2はいまでも貴重

現在、PS3や4でPS2のソフトが遊べるアーカイブ機能が実装されていますが、さまざまな権利問題が絡むためなのか、配信されているタイトルはまるで充実していません。

特にちょっとしたマイナーゲームで遊びたい方にとっては、PS2本体を今から購入するしか方法がない状態です。

ただしPS2のソフトには本当に名作が多く、今後ともずっと愛され忘れられることのないハードだと思いますよ。

つい最近、ミニファミリーコンピューターが発売され、過去の名作が揃って本体に収録されており、昔からのゲームファンは我先にと購入しました。

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

ぼくもファミコンから遊んでいる世代なので、「な、なつかしい!!」と感動に震えましたが、ファミコンなんて1983年に発売されたもので、それが2016年にリバイバルされてるんですよ。

30年近く経ってからの復活ですが、PS2も人気がありますので、同じようにいつかはコンパクト化して再販してくれるとうれしいですね。

それでも将来も全ゲームが網羅されるかどうかは難しいので、やはり遊びたいソフトがある場合は今が買いどきです。

ぜひ今回の記事を参考に、末永く使えるPS2を発掘して迎えてあげてください。

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