のどか村は、奈良県の信貴山にある農業公園です。
野菜や家畜を育てていて、来園者も農業体験ができたり、採りたての卵をその場で卵かけごはんにして食べられたり、のんびりした静かな休日を過ごせますよ。
今回は妻と5歳の息子を連れて、採りたての卵と、御釜の炊き立てご飯で卵かけごはんを作ってみました!
いざ、のどか村へ
いつ来てもほんとになにもない入り口なのですが、この素朴な感じがまたいいです。
今回訪問したのは2月だったので、寒いので野菜も少なく、ほとんど貸切状態。これだけ広い敷地に家族3人しかいないと、別世界に来たような気持ちになりますね。
本日収穫できるのはたった3種類ですが、これは冬で寒いからです!
信貴山437mの天空たまごは美味しいですよ。
工場で管理生産された鶏と、大自然の中でのびのびと育った鶏とでは、やはり卵の質も違います。
サンプル写真を見るとわかりますが、卵にはりねずみのように爪楊枝を刺しても崩れない卵なんです。
こんなに刺さなくてもいいと思います。
鶏舎はかなり広く、鶏たちがのびのびと過ごしています。
工場で作られた鶏は、効率化のために、生まれた時から動けないよう狭い仕切りの中で管理されて育つんだそうです。
しかも昼と夜を分からなくするために一日中白熱灯の明かりをつけ、早く成長させて出荷するんだとか…。
美味しんぼでやってたから間違いない!
ふだんは工場の鶏しか買えませんが、こうして農業公園に来ると、ありのままの鶏の卵を食べられるのが醍醐味です。期待に胸が高まります。
価格は1個50円。
めっちゃ来た!!
入った瞬間、恐ろしいスピードで鶏がつついてきます。
鶏小屋の中には、あちこちにぽろぽろと卵が!!
なんか見えてる!!
最初は「怖いよ~」と言っていた5歳の息子でしたが、家族3人分の卵を集めてくれました。
なんか美味しそう…!
こちらで御釜の炊きたてごはんを買うことができます。
自然の中で食べる炊きたてご飯は美味しいです。
御釜から直接よそってくれます。
こちらで食べるわけですが、みなさんの想像以上になにもないのは、農業公園だからです。
雨風をふせごうとせず、むしろ当たりに行くのが農業の楽しみ方。
御釜の炊き立てごはんと、採りたて卵! たまご1個50円、ごはん1杯300円。
足して1050円と少し割高ですが、卵ひろい体験込みなので、親には嬉しいですね。
つやつやで黄身がすごくしっかりしています。美味しそうです。
ふぁーーーーーーとろとろで美味しい!!
自分でひろった卵ということで、息子も感動して大喜びです。
家族でのんびりと過ごせました。
のどか村は、特に近代的な目新しい設備はなにもないし、遊具もないのですが、休日静かに農業体験するならお勧めです。
ぼくはふっと気が向いて冬に行きましたが、春や夏の農業前科てシーズンに行くのがおすすめ。
なぜかというと、冬はお客が少ないので、炊きたてご飯が炊きたてではなかった…。
お客の回転率が低いから、冷めてしまっていたんです。炊いても炊いてもすぐなくなるピーク時がいいですね。その時は屋台も出ていて楽しいですよ。春や夏には、広場の区画にちょっとしたアトラクションも出たりしますよ。
今回は冬だったので、完全に閉鎖してましたが…。
見ないで!! 春来て!!