新しくて楽すぎる、昆虫標本の展足方法!

2c40b515f6dfa03b9969bd6fdcca5a34_m

夏は昆虫採集の季節ですが、それと同時に、昆虫との別れの季節でもあります。

うちの5歳の息子も、多くのカブトムシなどを捕まえては、何度も別れを経験しておりました…。

そのたび、息子に「死んだカブトムシ標本にして~?」と言われ続け、ついにかんたんな標本作成方法を考えました!

ぼくは虫嫌いだったのに、息子のために虫嫌いを克服したばかりか、標本の作成まで始めてしまうとは…。人生どうなるか分かりませんね。

せっかくいい方法を思いついたので、みなさまにもシェアいたします!

標本の作成方法

基本的に昆虫の標本は、以下の様な方法で作ることが出来ます。

1. 死んだ昆虫の汚れを取る。水洗いでOK!

2. 熱湯で関節をほぐす。虫は死ぬと勝手に丸くなってしまうため。丸いままの標本は見栄えが悪い!どれだけかっこよく足を広げられるかが標本の出来を左右します。これを展足といい、一番むずかしい作業です。

3. 容器に空気穴を開けて、乾燥剤や防虫剤とともに一ヶ月ほどかわかす。

4. 密閉容器にきれいに飾る。虫が入らないよう完全密閉に。ラベルなど貼って完成。

この中で、2以外はまったく手間がかかりません。

一番苦労するのは、やはり展足を上手に行えるかでしょう。

ものの本を見ますと、熱湯でふにゃふにゃになった足を固定して乾かすため、ハリネズミも逃げ出すほど針で固定しているものも多いです。

ですが、我が家にはそんなたくさんの針はない…。あっても虫に使うのは妻が嫌がるし!

そんなわけで、針がなくても簡単にできる、オリジナル展足方法を考えました!

ただ、粘土で固定するだけ!

image

息子が油粘土で遊んでいるのを見て、稲妻のようにひらめいたわけですが、うまく固定できない足を粘土で固定したらいいんです!

これで関節が動くこともなく、安心して乾燥タイムにまわせます。

ネットで調べても他に同じ方法を取っている方はいなかったので、これは世界的発見なのでは…。

ノーベル展足賞いけるんちゃいます!?

問題は、このようにぼくが2秒で思いついた方法で、本当にいい標本が作れるかなのですが…。

そのご報告はまた一ヶ月後にさせていただきたいと思います!

image

いまのところは全然いい感じです!

息子が小学生になったら、自分で簡単標本作りを始めてもらいたいものです。

追記…

image

更に発展し、すべての脚を簡単に固定できるようになりました!

スポンサーリンク

最後まで読んでいただきありがとうございます。記事が面白かったらシェアしていただけると嬉しいです。

フォローする

スポンサーリンク