ぼくは辛いもの大好きの激辛マニア!!
激辛カレーを愛しているぼくですが、結婚してから妻と息子の『甘いカレー好き』に押され、激辛カレーを食べる機会もすっかりなくなってしまいました。
でも激辛が食べたい!
もっと辛しめられたい!(※からしめる…ぼくが作った辛さと美味さの最高形)
このブログでは、この世に存在する激辛カレーを食べ比べレビューしていきます!
LEE 辛さ✕20倍
おそらくどこででも手に入るレトルトカレーの激辛代表格、『LEE 辛さ✕20倍』。
LEEは老舗ですし、もしかするとみなさんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
とはいえ、辛さ20倍まで食べたことのある方は少ないかも知れませんが、どこでも買えるために激辛カレーの入門になることは間違いありません。
LEEはぼくをどこまで辛しめてくれるのか!?
スーパーやコンビニに置いてあるものの中ではおそらくいちばん辛いために、いやがおうにも期待が高まります。
具はほとんどないが、濃厚な色味
LEEには具はまったくといっていいほど入っていませんが、辛味マニアにとっては、具はそれほど重要ではありませんので問題ないと言えます。
普通のカレーではあまりない黒みが、いやでも辛そうで胸をときめかせますね。
香りもすでに辛く、アロマオイルの中にまざっていたら殺人事件が起きると思わせるほどの強烈さ。期待に胸が高まります。
辛さは非常に満足!しかし…
この『LEE 辛さ✕20倍』は、レトルトカレーとしては相当な辛さであり、激辛マニアとしても十分に満足できる辛みがあります。
しかし…!
このLEE、辛さが1種類しかないのです。
おそらく唐辛子を使っているのだと思いますが、唐辛子の深みのない辛さひとつしかないため、なんともコクがなく物足りない感じがします。
最低でも3種類くらいは別の辛さを混ぜてほしいところです。
ただ辛いのが食べたいだけなら、ハバネロをお箸に改造すればいいだけの話なので、やはり辛みと旨味が重なりあってこそ、真の激辛カレーの魅力があると言えます。
わかりやすくイラストで説明すると、
さあ~激辛カレー食べるわよ、と喜んでいた女性が…
口に入れた瞬間に、一瞬放送禁止みたいな表情になるものの…
その後生まれる激辛の旨味で、また幸せの絶頂のような顔になっているという…
わかりませんか?
わからない場合は、『✕10倍わかりにくい』、『カプサイシンのように響かない』など、辛みのスコヴィル値的な例えで伝えてください。
さらに的確な辛みの説明をしていきたいと思います。
このような辛さの深みがLEEにはない。辛さは自体は満足いくものなので、とてももったいないと思います。
現時点でレトルトは『男の絶品』一択に
現時点では、レトルトカレーの辛しめられ最高点は、『男の絶品 旨辛カレー』一択になるかと思います。
LEEほどの辛さはないのですが、なんといっても旨味があり、辛さの幅が広い。
豆板醤を入れてあるのも嬉しいポイントで、辛いんですけど美味しいんですよね。激辛カレーといえどもやはり料理の根本として、『美味しい!』という感覚は忘れたくないものです。
そんなわけで『LEE』の評価は…
今回の辛しめ度 ★★★☆☆
辛さは十分に満足!あとは辛さに深みと旨味がほしいです。カレー自体の旨味も少ないかもしれないですね…。
しかし、レトルトで食べられる範囲の中では相当に辛いので、辛ければいいという場合には『LEE』はご期待に添えると思います。
チリペッパーや豆板醤などを別途購入して混ぜれば、いい感じになるかも知れません。