前回の記事で、12個の卵を産んだアトラスオオカブト。
今後我が家もアトラスの大家族か~と思いきや…。
産卵から1ヶ月ほど経った本日、アトラスオオカブトの飼育ケースを調べてみると、卵はすべて消滅していました…。
一体なぜ…?
悲しみ、苦しみ、そして可笑しみがめぐりめぐる、残酷なパーティーナイト…。
健康かのように思われた卵が、なぜすべて消えてしまったのか…?
卵が消えた理由について調査してみました。
卵には、無精卵と有精卵がある
鳥の卵に無精卵と有精卵があるのと同じく、カブトムシの卵にも無精卵と有精卵が存在します。
見分け方として、出産したばかりの卵はラグビーボールのような形をしていますが、その後きれいな丸型になってくるものが有精卵、そのまま形が変わらないものが無精卵です。
有精卵からは幼虫が生まれてきます。
無精卵は何も変化がなく、そのうち腐って割れ、消滅してしまいます。
今回アトラスオオカブトが産んだ卵は、すべて無精卵だったのです…。
あれほどアグレッシブにお盛んだったのに無精卵!!
なんて期待はずれなウチのオス!!
もう8月も終わり、オスも旅立った後ですので、やり直しはききませんね…。
まさかこのような結末が訪れるとは…。
来年の夏こそは外国産カブトムシの繁殖を成功させたいと思います。
また、卵採取後にもまた卵を残している可能性もあり、そちらが孵化すれば続報を書きます!