子どものうちは、よく風邪をひいたり、熱を出したりしてしまうものです。
免疫力が弱いうちは、何度も病気にかかりながら、抵抗力を強くしていくしかありません。
しかし…熱を出したものの、子どもは薬が大嫌い、40度の高熱でも頑なに拒否し、くちびるを梅干しのように固く引き締めて飲まないことも珍しくありません。
今回は、子どもの薬嫌いと戦い続け、今では自由自在に飲んでもらえるようになったぼくの経験談をご紹介いたします。
いきなり答え!ココアで飲まそう
ここを見に来られる方は、子どもの薬嫌いで今すぐ答えを知りたい方ばかりだと思いますから、いきなり答えをご紹介します。
小児科のお医者さん直伝の方法なのですが、ココアと薬を混ぜ、水を足してペースト状にし、おやつ感覚で食べさせるだけです。
はっきり言って、ココアの味はとても強烈で、薬をかき消してしまいます。特に抗生物質などと相性が良いですね。
子どもも好きな味なので、薬嫌いどころか、むしろ飲ませろという勢いで飲んでくれます。
牛乳は入れず、ほんの少しの水だけでペーストにして下さいね。ココア自体も、乳製品が混ざっていないものを選びましょう。ミロとかでもいいんじゃないかなと思います。
なぜ牛乳はいけないのか?また、ジュースなどで代用できないのか?
ここから先はただの豆知識ですが、牛乳やジュース、アイス、プリンなどは、薬によって相性が悪いものもあります。
これを相互作用というのですが、ものよっては、ほとんど薬の効き目が出ないこともあるので、ココア単品だけにしたほうが賢明です。前述のとおり、ココアにしても乳製品が混ざっていないものを選んで下さい。
そして相互作用以前に、そもそもジュースなどは抗生物質との『味の相性』は最悪です。
子どもが1歳の頃、なんとか薬を飲ませようと戦った日々、あらゆる飲み物に混ぜて自分の舌で試しました!も~~~めっちゃ不味いです!飲めたものではありません。
やはりここはココアがもっとも最適であるといえるでしょう。美味しいココアを買っておいて、時々大人も飲めば一石二鳥です。
ココアを飲まない方向けに、『おくすり飲めたね』
ココアは普段飲まないので、買っても余るばかりという方もいらっしゃいます。
ぼくも何袋か捨てたことがあります。冬はともかく、夏はあんまり飲まないし…。
そんな時頼りになるのは、龍角散の『おくすり飲めたね』チョコ味。
一度開封すると7日以内に使い切りですが、熱を出したら5日分は薬が出るので、全部使いきってしまいましょう。
チョコ味以外なら1回ごとのスティックタイプもあるみたいです。抗生物質にはチョコ味がお勧めですが…。
うまく状況に応じて使い分ければ、お子さんが薬をのむのもきっと苦になりません。
この記事を読まれたあなたのお子さんが、早く良くなりますよう願っております。